科学と社会の接点を読む〜【2026衆院選】「イノベーションへの集中投資」か「基礎研究の底上げ」か。科学技術政策で読み解く日本の未来

第51回衆議院議員選挙が迫ってきました。主要政党の公約が出揃ったので、科学技術政策に着目して比較してみました。比較ポイントはトップダウンかボトムアップか、運営費交付金をどうするか、博士人材をどう育成するかです。
榎木英介(カセイケン代表) 2026.02.01
サポートメンバー限定

 本記事は、毎週発行しているメールマガジンから厳選したニュースを解説するものです。

 メールマガジンの購読は以下から。

 本ニュースレターの購読は以下から。

***

 メールマガジンに掲載した記事を厳選したものは以下に掲載しています。

 本記事では、科学技術に関する政策比較を試みます。

 2026年の衆議院選挙において、経済政策や社会保障と並んで重要な争点となっているのが「科学技術政策」です。AI(人工知能)の急速な進化や、激化する国際競争、そして気候変動問題への対応など、科学技術はもはや単なるアカデミアの問題ではなく、国家の存亡に関わる重要事項となっています。

 すでにnote記事でおおかまに比較を試みました。各党の政策へのリンクは以下に掲載しています。

 今回はさらに分野を絞り込んで、各党の公約を詳細に分析します。

 「どの技術に投資するか(応用か基礎か)」「財源はどうするか(ファンドか国債か)」「研究者をどう守るか(競争か安定か)」という3つの論点で、明確な違いが浮かび上がってきました。本記事では、各党の政策を横断的に比較し、その特徴を解説します。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、2764文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
経団連「科学技術立国戦略」全文精読〜SNS批判の三層構造を解剖する
サポートメンバー限定
博士2万人・テクニシャン倍増の野望──人材育成システム改革ビジョンを読...
サポートメンバー限定
削られる科学、守る議会——アメリカ三権分立の今
サポートメンバー限定
科学と社会の接点を読む〜2026年4月26日 大学は「多すぎる」のか—...
サポートメンバー限定
科学と社会の接点を読む〜2026年4月19日 撤回された臨床試験の5本...
サポートメンバー限定
科学と社会の接点を読む〜2026年4月12日版 東京大学の「聖域」に踏...
サポートメンバー限定
科学と社会の接点を読む〜2026年4月5日版 学術界の母親たちはなぜ消...
サポートメンバー限定
科学と社会の接点を読む〜2026年3月29日版 第7期科学技術・イノベ...