エプスタインとアカデミア〜持ちつ持たれつ関係が示す「脆弱性」

性犯罪者であるジェフリー・エプスタインとアカデミアの関係が大きな話題になっています。エプスタインは資金提供を餌にアカデミアに食い込み、自身の犯罪の隠蔽等にアカデミアを利用しようとするなど、著名な研究者らと交流を持っていました。本記事では、事件の概要とその問題点について深掘りします。
榎木英介(カセイケン代表) 2026.02.22
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 メールマガジンScience Communication Newsの記事抜粋は以下に掲載しています。

 上記の記事抜粋でも取り上げましたが、性犯罪者であるジェフェリー・エプスタインが、巨額寄付者としてアカデミアに食い込み、利益を得ようとしていたことが明らかになりつつあります。

 これらは以前から指摘されていましたが、いわゆる「エプスタイン文書」の公開により、詳細が明らかになりつつあります。

 伊藤氏が性的な加害をした可能性はないと思われますが、それでもエプスタインとの関係により利益を得ようとしていたのは事実のようです。

細かい制約をつけずにポンと大金を出してくれるエプスタイン氏は、さらに知り合いであるビル・ゲイツ氏などの富豪にも声を掛け、メディアラボへの多額の寄付を引っ張ってきてくれる存在だった。

伊藤氏にとってはまさに「神様」のような存在であったに違いない。

https://president.jp/articles/-/109279?page=3

 また、伊藤氏が全米科学振興協会(AAAS)の年次総会にエプスタインを連れて行ったという話は、少々衝撃です。この年次総会は、科学と社会を考える上で重要だと思っており、日本からも知人が何人も参加していました。そんな貴重な場が使われるとは…。

エプスタイン文書では、2017年にMITのすぐそばにあるボストン市のハインズ・コンベンション・センターで開催された全米科学振興協会(AAAS)の年次総会で、伊藤氏がエプスタインを有力な科学者たちに引き合わせようとしていた事実が明らかになった。

https://president.jp/articles/-/109279?page=5

 記事が指摘するように、伊藤氏に説明責任はあります

 ただ、伊藤氏の責任だけにしてはいけない問題だと思います。有料部分ではそのあたりを深掘りしたいと思います。

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