1人の大臣に10分野 高市改造内閣の科学技術布陣を読む
本記事は、毎週発行しているメールマガジンで収集したニュースを中心に、科学技術政策関連ニュースを解説します。毎週日曜日に発行予定です。今回は先ごろ閣議決定された第7期科学技術・イノベーション基本計画について深掘りします。
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肩書きが長すぎる大臣
首相官邸の閣僚名簿を開いて、思わず二度見しました。古川俊治氏の肩書きがあまりに長いのです。
「デジタル大臣、AI・デジタル改革推進担当、サイバー安全保障担当、コンテンツ戦略担当、内閣府特命担当大臣(知的財産戦略 科学技術政策 宇宙政策 人工知能戦略 海洋政策 サイバー安全保障)」。
数えると10あります。科学技術担当大臣が兼任なのはいつものことではありますが、ついに10になったわけです。日本経済新聞は「再編で10分野兼任」と報じ、古川氏自身は就任会見で「AI、科学技術を一括推進」すると述べました。
1人の大臣が10分野を抱える体制で、科学技術行政ははたして回るのでしょうか。
ほかにも気になることがあります。内閣改造とあわせて、政府の科学技術顧問に、東京大学で分子病理学を率いてきた宮園浩平氏が就いたことです。
宮園氏は先日東大総長選の立候補を辞退したと報じられていました。東大総長よりこちらを優先するということでしょうか。
さらに、新しい文部科学相の関芳弘氏は、神戸市須磨区・垂水区を地盤とする兵庫3区の選出です。私の職場がある長田区のすぐ隣です。個人的にも無関心ではいられません。
内閣府と文科省の閣僚・副大臣・政務官が、どんな経歴を持つ人たちなのか。一人ずつ調べてみると、見えてきたことがあります。
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